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ココテラス オープンしました!

工学部管理棟C0「ピロティ」が「ココテラス」と命名されました。

訪れた人が気軽に利用できる場所になってほしいと願い、

リニューアルしました。

デザインについて

広島大学大学院先進理工系科学研究科建築学プログラム​の学生とコラボしました。

授業で提案された4案のご紹介や授業風景

​コベルコ建機株式会社社員の方へのプレゼン風景など

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広島大学大学院先進理工系科学研究科

建築学プログラム

田中 貴宏 教授 からのコメント

これまで、広島大学工学部支援室前のスペースは、学生や教職員の往来が多いものの、そこで滞留し、学習やコミュニケーションが盛んに行われるような場(パブリックスペース)とはなっていませんでした。一方、「広島大学キャンパスマスタープラン2022」では、広島大学東広島キャンパスは「イノベーション・コモンズ」の実現を目標に掲げています。「イノベーション・コモンズ」とは、大学の構成員(学生、教職員)や学外の方々が、気軽に立ち寄り、そこで生まれるコミュニケーションの中から、新たな創造が生まれる、そのような場を意味しています。この「イノベーション・コモンズ」の実現に向け、キャンパス内のパブリックスペースが果たす役割は大きく、工学部支援室前の空間は、そのための大きなポテンシャルを有していると考えられます。

 

この度、広島大学大学院先進理工系科学研究科建築学プログラムの大学院生(博士課程前期)が、授業の中で、この空間のあるべき姿について議論し、考え、4案のデザイン提案を行いました。大学院生たちは、学外の方々(空間デザイナー、大学キャンパスデザインの専門家)のレクチャーを聴き、ディスカッションを行い、あわせて現地での実態調査、学内関係者の方々へのヒアリング調査、他学生へのアンケート調査、事例調査なども行いました。そして、それらの膨大なインプットをもとに、関係者とのディスカッションを重ね、4つの空間デザイン提案を作成しました。4案、それぞれ方向性は大きく異なるものの、いずれも、若者らしい尖ったアイデアが散りばめられており、これからの大学キャンパスの空間デザインに向けた示唆を含んでいるものとなっています。最終的には、Dチームの提案をもとに、この空間が再整備されることとなりましたが、再整備後のこの空間を、多くの方々に利用していただきたいと考えております。そして、さらにその先には、ここから次の「もの」が生まれることとを期待しています。

 

最後になりましたが、このプロジェクトを進めるにあたり、広島大学コベルコ建機夢源力共創研究所の皆様、コベルコ建機株式会社の皆様、株式会社ワールドエリアネットワークスの皆様、広島大学産学連携部、施設部、工学系総括支援室の皆様、そして塚本俊明先生(広島大学名誉教授)には、様々な形でご協力いただきました。この場をお借りし、お礼申し上げます。

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